業務内容
点検・整備
阪神車両メンテナンスでは、鉄道車両の全般・重要部検査にかかる点検整備作業のほか、法に定められた定期検査業務を行なうことで、鉄道による輸送の安全・安心・快適を守り、社会に貢献しています。
車内の点検整備作業
乗務員室の点検整備/客室の点検整備/カーテン装置の点検整備・カーテン取替/座席の表地・詰物の取替/各部シール補修/床敷物の補修/各部取付ビス類の緩み点検/車体関係部品の洗浄・清掃/窓ガラスの研磨/各部清掃・・・など
車外・屋根整備の点検整備作業
外板洗浄/車体塗装/台車塗装/車輪転削作業/冷房装置の点検整備作業/連結ホロの点検整備・洗浄/転落防止ホロの点検・整備/屋根絶縁材の補修/パンタグラフ取付台/器具取付台の取替・・・など
窓ガラスを研磨し、ウロコを落とします。
クリアで美しい窓ガラスを保ちます。
座席の表地・詰物の取替、清掃
外部シール補修
クーラーオーバーホール整備
車輪転削
屋根補修作業
車両改造
阪神車両メンテナンスによる車両改造では、定期検査業務や新造車製造の経験を活かし、改造提案・設計変更コンサルティングから工事、検査を一貫して対応しています。時流に合わせた車両の内装・外装リニューアル、各種機器の取り替え工事などを行ないます。
調査・企画
時代の潮流や市場動向、整備や運営に関わる鉄道事業者からの声など多方面から調査・ヒアリングを行い、企画に活かしています。
設計
各鉄道事業者の仕様や要件、阪神車両メンテナンスからの提案などを整理し、設計図を描きます。設計図に合わせてモックアップを作成したり、パース画を作成することもあります。
工事
設計図を基に、不具合防止、安全衛生に配慮して工事を進めます。工事内容に合わせてメンバー同士が協力して対応にあたります。
検収・納品
改造・リニューアル工事を経て新造車のようになった車両。最終点検を経て発注主の鉄道事業者の元へ納品されます。