設計グループ
図面の作成、部品の調達や人の手配、鉄道事業者さまと現場をつなぐ役割を担うなど、対応は多岐にわたります。
安全性、快適性、デザイン性はもとより、造りやすさや納期、コストや部品の見直しなど、設計の検討ポイントは幅広く、重要となっています。
図面作成だけでなく、各検査にも立ち会い、現場での確認を重視します。実際の作業性や課題を図面に反映し、安全で確実な設計を実現します。
工事は設計図面を基に進行するため、高い精度と分かりやすさが欠かせません。設計グループの確かな図面づくりは、現場作業を力強く支えています。
車装・塗装グループ
車両改造や定期点検における内装工事や塗装、洗浄・清掃、ほか、目や体で触れるものすべてに関わる仕事をここで行います。安全と快適に留意し、品質の向上を目指しています。
車装・塗装グループは、図面に沿って車両の各部を精密に組み上げます。写真は扉の取り付け作業。細部まで丁寧に仕上げ、安全で快適な車両をつくります。
貫通扉の分解作業も丁寧かつ確実に実施。構造を正確に理解し、安全に配慮しながら精密な作業で品質を支えています。
次工程を見越して車両を丁寧に分解。作業性や安全性を考慮した段取りで、スムーズで確実な車両整備を支えています。
車体塗装は車両の印象を決定づける重要な工程であり、まさに企業の“顔”をつくる仕事です。塗装前のパテ塗り、研ぎ作業、養生作業は、最終的な塗装品質を大きく左右します。塗装グループでは、これらの下地づくりを一つひとつ丁寧に行い、滑らかで美しい表面を実現しています。確かな技術と細部へのこだわりが、高品質な車両塗装を支えています。
複数メンバーが連携しながら車両を丁寧に組み立てます。高い技術と協力体制で、安全性と品質を兼ね備えた車両づくりを支えています。
電気艤装グループ
車両の床下・屋根・車内に設置された数多くの電気機器を、蜘蛛の巣のように張り巡らされる膨大で複雑な配線を、後の点検・整備のしやすさも考慮し、整理してつないでいきます。見えない部分で、安全で快適な走行と車内環境を支えています。
電気艤装グループは、床下機器の配線を正確に接続し、配線の美しさにも細心の注意を払います。見えない部分まで丁寧に仕上げ、安全で確かな車両運行を支えています。
乗務員の扱う主幹制御器からの信号を制御器に送る配線作業は狭いスペースでの作業です。
床下四隅の接続箱では、百本以上の電線を正確に接続・分岐させ、車両全体へ電気を行き渡らせます。電気艤装グループの精密な作業は安全運行を支えています。
床下の四隅に配された、電線の接続箱です。百本以上の電線が、この中で接続や分岐をして車両のすみずみに張り巡らされます。
機械艤装グループ
エアー配管、ブレーキ装置、空調装置、台車ダンパーなどの整備と艤装を行います。車両が減速する、停車する、扉が開閉するなど、「当たり前」だが安全に走行するための重要な部分を担います。
機械艤装グループは、車体の揺れを抑えるダンパーを丁寧に調整。安全性と快適性を高めるため、細部まで確認しながら最適な状態へと仕上げています。
空調装置やドアエンジンの調整など安全で快適な運行を支える装置の点検、動作調整を実施しています。
台車グループ
鉄道車両の安全で快適な運行を支えるため、当社では車両の基盤となる「台車」の専門的な整備を行っています。台車は、車輪・軸受・ブレーキ装置・駆動装置など多くの重要機器で構成されており、その状態は走行性能や乗り心地に直結します。高度な技術と豊富な経験をもとに、一つひとつの工程を丁寧に実施しています。
車輪削正作業は、摩耗や変形した車輪を削正し、本来の形状と滑らかな表面へ精密に整えます。振動や騒音を抑え、安全で心地よい走行を実現するための重要な工程です。
車体と分離した台車を慎重に分離します。台車は非常に重量があるため、作業員同士が声を掛け合い、動きや位置を確認しながら作業を進めます。「合図」「確認」「復唱」を徹底し、チームワークで安全を守っています。
形状と表面が整えられた車輪
京都定検グループ
京都市営地下鉄烏丸線の車両の全般・重要部検査のうち主に制御機器の点検整備作業を京都市交通局竹田車両基地で行なっています。対象機器類の取り出し作業から分解、清掃・洗浄、手入れ、組み立て、測定・試験まで携わっています。
分解・清掃基板・接点・端子類を分解し、ほこり等を丁寧に除去します。清掃後は、腐食や異常発熱の痕跡がないか細部まで確認します。
部品交換は、劣化したリレー、接点、電子部品などを必要に応じて交換し、メーカー仕様に基づいた性能を確実に回復させます。
組立・動作確認では、整備した機器を組み立て、専用試験装置で動作確認を行います。制御信号が正しく出力されるか、異常がないかを細かくチェックします。
工場に並んだ車両